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| VOL.17 | ||||
| 「貫入」は夜つくられる…バーモンジーの泥棒市場 | |||||
| 2週間のイギリス買付けの旅で訪れたアンティークフェア・マ−ケットは18ケ所ほど。 今回はそのうちの3ケ所をピックアップしてお届けします。 皆様も機会があったら、是非一度本物のアンティークフェアに出かけてみてください。イギリスを訪れるのなら、ゴールデンウィークも終わった6月が超おすすめです。値段が安いだけでなく、1年のうちでも最高の季節です。 <BERMONDSEY MARKET> バーモンジーマーケット 泥棒市として有名なバーモンジー。 私達は早朝5:30頃ホテルを出て、タクシーで直接マーケットに向かいました。地下鉄なら、ノーザンラインのLONDON BRIDGEを使うのが普通。帰りにタクシーから外を見ていたら、LONDON BRIDGEよりも近そうなところにBOROUGHという、やはりノーザンラインの駅を発見しました。こちらの駅で降りて、LongLnという通りを行った方が少しだけ近そうです。 早朝といってもまだ暗いうちから出かけていったので、真っ暗な中に露天が軒を並べているといった風景をイメージしていましたが、想像していたほど「真っ暗」ではありませんでした。煌々と明るいというほどではありませんが、夜、リビングルームの明かりを消して、電気スタンドを1つだけ点しているといった程度の明るさはありました。 以前は明かりもほとんど無く、とても危険なマーケットという噂だったのですが、今ではそんな雰囲気はありません。ディーラー達は、まだ薄暗い中、黙々と商品を陳列していました。並んでいる品物は、陶器・ジュエリー・ガラス等々、なんでもありという感じです。 暗いうちから陶器を探すつもりの方には、懐中電灯は必携です。 暗いととても「貫入」が見つけにくいということが改めてわかりました。暗いうちに目をつけておいた品物を明るくなってから見に行ったところ、貫入だらけだったのにはびっくりしました。 マ−ケットは、外に2ケ所と、「バーモンジーアンティークスマーケット」という建物にもあります。建物の方は、2階にカフェがあり、ここで朝食をとることができます。 バーモンジーも、以前よりは随分安全になったようですが、女性がたった一人で行くのは決しておすすめできません。最低でも2人以上で。 ……・…・…・・・★ ……・…・…・…・・・★ ……・…・…・・・ <Deco Fair> デコフェア 今回、私は3ケ所のDeco Fairに出かけていきました。 デコフェアは、普通のアンティークマ−ケットとは随分雰囲気が違います。アンティークというのは、(関税法上は)100年以上経た物の事を言いますが、デコフェアに並んでいる品物は1920年〜1950年頃に作られた物ばかりです。 今回行ったフェアの1つは、ウィンブルドンにあるKING’S COLLEGE SCHOOLという学校で開催されたもので、会場には公民館のような感じの建物を使っていました。置かれていた商品は、家具・ガラス・ジュエリー・陶器といったところで、近所の人がやってきて、大きな家具などをどんどん買っていくという雰囲気でした。 デコフェアは、広告もデコっぽくて、見ているだけでも楽しいものです。ウィンブルドンでのデコフェアの広告をHP版のマガジンの方に、後でアップしておきますので興味のある方は見に来てください。 ……・…・…・・・★ ……・…・…・…・・・★ ……・…・…・・・ <PORTBELLO MARKET> ポートベローマーケット 「地球の歩き方」にも載っているので、いまさら説明の必要はないでしょう。(毎週)定期的に開かれるマーケットとしては、ロンドンでも最大規模のものです。 マーケットは早朝から開いていますが、私達はマーケットの近くで、明るくなる7時半頃までゆっくり朝食を食べていました。 というのも、私が探していたのは陶磁器。 日本のフェアや神社での骨董市などでも事情は同じなのですが、陶磁器は梱包を解くのが大変なので一般に出足が遅いもの。銀器などを探しているのでなければ、明るくなってから行った方が却って効率がいいかもしれません。 午前9時くらいになると、観光客で混雑がはじまります。日本人も大勢来ていますが、マーケットの中を、脇目もふらずにまっすぐお目当ての場所へ歩いていく日本人をみかけたら、その人は観光客ではなくて、きっとディーラーです。 今回で<イギリス買い付けの旅>は終わりです。 次回は「ガラス」を予定しています。お楽しみに! |
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